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2021.04.12

導入事例(一般財団法人 日本原子力文化財団 様)

講義機材・資材 貸出作業

講義機材・資材 貸出作業

一般財団法人 日本原子力文化財団様では、全国の中学校・中等教育学校・高等学校等を対象に、エネルギーや原子力、放射線等に関する専門家を無料で派遣し、実験や講義を実施されています。
弊社ではこの実験などに利用する機材管理、講義に利用する資料の印刷、そして実際に梱包・発送を行うところから、利用後に返送されてくる機材の動作チェック・管理業務を承っています。
【発送依頼】様々な機材・資材を細かく準備し、それらを間違いなく出荷できるようにするために、弊社の「Web発注依頼システム」をご利用いただきました。これによって平均7種類、最大17種類もある非常に詳細な「出荷指示」を、一切間違えることなく出荷手配しております。「送り間違い」によるミスはここ数年振り返っても、皆無です。
【印刷】講義に利用する資料は訪問する専門家の先生毎に内容が違う上、講義後に行うアンケートにはそれぞれの「学校名」を入れて印刷しております。その為、必要な資材の印刷作業は出荷直前にオンデマンド印刷にて対応。その印刷内容に間違いが出ないよう、クラウドサービスを利用してやりとりしました。財団ご担当者様にも事細かなご協力を賜りながら、ミス無く取り進めております。
【梱包・発送作業】実験機材として「放射線測定器」があり、これは電池を入れて使用する機材になるため、出荷時に「電池容量が不足していないか」「異常値を検出したりしないか」などの動作チェックを行っています。これ以外にも実験に使用する資材・講義に利用される資料などはかなり細かい出荷前チェックが必要なため、2人体制で準備・確認作業を行っております。
【返品・管理作業】利用後、返送されてきた機材や資材を検品し、在庫に戻します。
前述の「放射線測定器」はこの返送されてきた時点でも「電池容量と動作チェック」を行い、問題が無いことを確認した上で在庫に戻します。電池容量が減っていれば交換、異常値が出たり液晶が割れてしまっているなどの問題が発生している機体は「財団様確認分」に分離し、在庫とは別にします。
その他にも実験資材は生徒が利用した後、そのまま戻される資材もあるため、これらは次回再度利用出来るようメンテナンスし、在庫に戻します。