variableとは「変数」のこと。通常印刷原稿は印刷用の”版”を作るため、原稿内に変数(一枚ずつ違った内容のデータ)を置くことはできません。やろうとすると、それだけの枚数の”版”を作らなければならなくなります。しかし、デジタルプリントは原稿のデータからそのまま印刷が可能なため、“版”を必要としません。そのため、一枚ずつ違った内容を100枚印刷しようと、版代を気にすることなく印刷が可能になるわけです。これがヴァリアブル印刷。今後は、例えばハガキの宛名面の印刷をしながら、同時に宛名までいっぺんに印刷してしまうことや、お客様の趣味嗜好に合わせた内容のカタログ製作など、これまでには考えられなかった印刷業務を受けることが可能になってまいります。